生まれ出づる事のなかった子ども達と 第12話
生まれて来る事のなかった子ども達に光を送る
とてもショックな出来事がありそれを乗り越えた時の話です。
祖母が亡くなり、(父のお母さん)ゴタゴタしていた時、健康食品販売の仕事に対する熱もなくなり自分はこのままじゃダメになると感じた。
それでも辞めるきっかけが掴めず、責任感という重圧もあり、途中で投げ出すのは迷惑がかかると感じていたので、ダラダラ続けていたら妊娠が発覚した。
すかさず妊娠を理由に辞める事が出来たのだがすぐに流産してしまった。
もう何度目の流産か。
涙も枯れてしまった。
心も空虚になった。
この子は私の仕事を辞めさせる為に来てくれたのかな。
ずっと何かに追い立てられるように働き詰めで、仕事は楽しかったが、何か見えない糸で操られてるみたいに苦しかった。
そんな時、第5話に出てきたあのチャネリングレポートの本を再び開けてみた。
ああ、そうだ。
確かに辛い出来事ではあったけど、さらに苦しくしているのは、自分だったじゃないか。
そう気づいて、又再び学び始めた。
健康食品の販売、食育の啓蒙活動をする仕事柄、肉体面の事ばかりを考えすぎていたかもしれない。
妊娠、出産の為の栄養素が足らなかったから流産してしまったとか。
そう言う事だけじゃない。
約束した宿る魂がいなきゃダメなんだよね。
でも、子供側からも、親側からも、予定変更する事はあるみたい。
流産してしまった子達も流産するという事を承知で来たという事になるのか。
何となく、そういうところあるかも?と思いながら、悲しいものは悲しかった。
そんな、いろんな感情を味わいたくて、わざわざこの地球に転生してくるのだという。
味わうなんて悠長な感情ではなかったものの、しばらく引きずっていた。
でもそのうち、そんな感情たちと一緒にいるのに嫌気がさしてくる。
もう充分これらの感情を体感して味わい尽くしたから、もう手放したいと想念観察をし始める。
もうちょっと仕事をセーブすべきだったか。(ありがとう。バイバイ。)
上司にはっきりと断る勇気が必要だったか。(ありがとう。バイバイ。)
夫がもっと協力してくれればこんな事にならなかったかもしんない。(ありがとう。バイバイ。)
私の体が妊娠に耐えられる状況じゃなかったから生まれるのやめちゃったかな?(ありがとう。バイバイ。)
心の何処かで仕事が忙しすぎてもう子供は産めないと拒絶していたかな。(ありがとう。バイバイ。)
私は男としての転生が多く、こういう女性の気持ちを嫌というほど、理解するために設定してきたか。どんな男だったんだよ。(ありがとう。バイバイ。)
どんどん観察すると陰に隠れていた感情が表面化し始める。
ますます、吹き出してくるが根気よく続ける。
一度流してもまたくるやつもいる。
後悔・怒り・現実逃避・依存・責任転嫁・自己嫌悪・自己憐憫(自分を可哀想だと思う事)ありとあらゆる想念が表面化してくる。
それでも淡々と入れ込まず客観視する。
じっくり見ていくと、落ち込んでいる時は嫌な事ばかり目につくが悪いことばかりでなく、楽しいこともあったのだ。
少しの間だけど親子として楽しい時を過ごさせもらった。(ありがとう。バイバイ。)
名前は何にしようかとか、楽しく話しかけたりしてね。(ありがとう。バイバイ。)
子供もきっと一緒に楽しんでいたんだろう。(ありがとう。バイバイ。)
そんな感情にも気づかせてもらえる。
冷静に、心の中の水面が穏やかになってくる。
こう言った事とか、想念観察する事を教えてもらっていたので立ち直りは早かったように思う。
※想念観察については第7・8・9・10・11話ご覧下さい。
※想念とは、感情、考え、想いのこと。それらを善悪判断せずに客観視する事。
なぜこんな事するかと言うと想念が本質の自分(魂)でない事を気づいていくためだ。
【自分】だと思っていた想念との距離が出来てきて【自分】とは違う《別のもの》だということがわかってくる。
今まで同化していた【自分】と『想念』との切り離し作業という事だ。
エゴ(自我)とは、心の事で生まれてから今までに身につけてきた「価値観」の事
※詳しくは、第5話をご覧ください。
幼児期からのいろいろな体験・経験が今の私たちを作り上げてきている
防御本能でもあるので、あらゆる危険から自然と身を守るよう働くが、
新しい事を始めようとすると無意識的に、考え方、姿勢を今のままに固定しようとする
この性質を知ってエゴが強化されないように新時代にあった変化をさせていくようにする
これをやっていくと心の中が穏やかになってくる。
さらに、心の反映である外の世界、環境も変化していくのを感じてくる。
本来の私達は魂そのものだからだ。
ポジティブでもネガティブでもない。
分離していない。
この本来の姿に戻ってゆく旅路を私達はしている。
日記を書きながらありがとう、バイバイと想念たちに声をかけていく。
どんどん心が安定してくる。
そんなことを繰り返していくうちにこの記憶に囚われなくなってきたように思う。
コンタクトしてきた男の子
流産を繰り返していて傷も癒え始めた頃、あるスピリチュアル・カウンセラーだと言う方とお会いする事があった。
その方は聞いてもいないのにこんな事を話し出した。
「あなたの側に男の子がいますね。その子が言うには、本当はまだ行っちゃいけないって(お母さんのお腹へ)言われてたんだけど来ちゃったんだ。って。」
どうもこの男の子の方から私に繋いで欲しくてコンタクトしてきたらしい。
「流産でもされた事ありますか?」
「はい。あります。」
「誰も悪くないよ。って言ってますよ。もう自分を責めたりしないでって言ってますよ。」
そう言われてハッとした。
まだ、どこかで「もっと気を付けてあげれば良かった。」
「もっとお話ししてあげれば良かった。」とか思ってだんたな。
さらにその人は、「娘さんの子として生まれくるかも知れませんね。」と言った。
娘は占いでこの子は結婚しませんね。と言われていた。
それは彼女の選択なので好きなように生きればいいと思っていたけどね。
おばあちゃんになれるの?それはそれで嬉しいかもしれないと思った。
でも、まだわからないけどね。
そうか、もしかして他の子達も別のおかあさんの元に行って生を受けているかも知れないし、これから行くかも知れないし。
そういう可能性もあるわけだ。
不妊治療してみえる方たちのところへ行ったならば、それはそれは喜ばれているんだろうか。
その子たちと何処かで出会うとかあるんだろうかね?
そう考えたらさらに心が軽くなったし、楽しみになった。
気づかせてくれてありがとうだね。
同じような経験をした方々、「誰も悪くないよ。」ってご自分に言ってあげましょう。
「もう自分を責めるの卒業しましょうよ。」


